こころの相談室
HALUPRIMULA -春プリムラ-
発達相談
児童相談所やクリニックなどで発達検査などを受け、ASD、ADHD、LDなどの診断名がつけられるとともすれば、その診断名にとらわれすぎてしまうことがあるのではないかと思っています。
本人は、友達とうまく関係が作れず、悩んでいるかもしれません。クラスで孤立がちになっているかもしれません。
子どもがどこでどんなふうにつまずいているのか、どんな思いでいるのかをまわりの大人(先生や保護者の方)がしっかりと見てあげて、本人の意欲と自己肯定感を上げることができるよう支援していくことが大事だと思います。
「どうして、こういうことができないのだろう?」と決して否定的に考えるのではなく、「このような手立てを考えればできるのではないかなというふうに考えていきたいですね。
学習についても、書くことが苦手なのか、読むことが苦手なのか、黒板の字を写すことが苦手なのかによっても対処の方法は違ってくると思います。
いろいろな教材やIT機器をうまく使ったり、ビジョントレーニングをしたりするなど良い方法がきっとあると思います。